「DRAGON QUEST ダイの大冒険」あの名作RPGが漫画に!?冒険漫画好き必見。

たまには懐かしい名作を紹介しよう思う。あなたは世界的に有名なゲームであるスクウェア・エニックス社の『ドラゴンクエスト(通称ドラクエ)』をご存じだろうか。おそらくゲームプレイヤーでその名を知らない人はいないと思うが、その設定を元にしたジャンプコミックスを今回は紹介したいと思う。

その名も「DRAGON QUEST ダイの大冒険」(著:三条 陸)だ。

『ドラクエ』を知らない人にもおすすめ

ダイの大冒険003

それまでゲーム原作のマンガは多くあったが、この作品ほどキャラクターへの感情移入度が高い作品はない。このゲームはお城や町へ行き、そこでいろいろなお願い(クエスト)を受け、モンスターを倒してアイテムを買い、次の町に行く。

そんな「ロールプレイングゲーム」を簡略化し、大衆に送り出した作品なのだが、ゲームをプレイした人に読んでいただきたいのはもちろん、知らない人にも「そうか、ドラクエってこういうゲームなんだ」と思ってもらえる入口になりうるような展開の連続となっている。

ゲームの設定をマンガに活かしている

ダイの大冒険002

モンスターがなぜ人間を襲うのかという説明はゲーム内では特に言及はされていない。その「隙間」に味付けをしたのがこの作品だ。主人公、ダイのいる島では人間とモンスターが仲良く暮らしている。それは「魔王の邪悪なエネルギーがモンスターに干渉しているから」であり、それがなければモンスターは怖い存在ではないということがわかる。

これはゲームをプレイしているだけでは絶対にわからない設定であり、それに見事な設定を付けた原作者の三条先生は素晴らしいと思う。他にもさまざまな設定があるので、ゲームをプレイした経験があれば楽しさは倍加していくことだろう。

「人間味」あふれるキャラクターたち

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主人公のダイと勇者アバンの弟子の魔法使いポップ。ダイに勇者の素質があるならば、ポップはダメ人間の典型だ。しかし、このポップが作品にとても重要な役割を果たす。気の弱い人というのは損をしがちであり、ポップはその代表のような存在。

お調子者なのに気弱で、困難に直面するとすぐ逃げる魔法使いのタマゴ。そんな彼がほんのちょっぴりの勇気と踏み出す覚悟を持った瞬間は涙無しには読み進めることができないほど必見の場面だ。特に「自分なんかどうせダメ人間なんだ」と思っている気持ちが強い若者に読んでほしい。人間は誰しもが弱い部分がある。そんな弱虫が成長する過程をほんのちょっぴりでも垣間見ることができる本作品は、たくさんの人達(もちろんあなたにも)に一歩踏み出すための勇気と希望を与えるのだ。

このマンガは単なるゲーム原作のマンガではない。そこに住む人々やモンスターの設定が細かく作りこまれているため、見ていて飽きない。ゲームにはなかった「アバン流刀殺法」の存在や魔王ハドラーの存在など見どころは多い。ダイは勇者の素質があるが、ポップはすぐ調子に乗る弱虫魔法使い。この絶妙なコンビが見せる人間味を味わってほしい。文章だけで表現されていた当時のドラクエのダメージ表現や魔法表現、ハドラー率いる魔王軍などにも注目。これまで経験値とお金をくれるだけの存在だったモンスターに奇妙な親近感を覚えることだろう。

なお、第1巻の最後には『ダイの大冒険』の前身となった読みきり作品『デルパ!イルイル!』が収録されている。これも主人公はダイなので、この作品から読むとなお感情移入度は高くなるだろう。

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三条 陸(著)
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モンスターが平和に暮らすデルムリン島。その島で唯一の人間・ダイは、魔法が苦手だが勇者に憧れている少年。ある日、島を訪れた“勇者育成の家庭教師”アバンに才能を認められ、ダイは勇者になる特訓を開始! だが、そこへ復活した魔王が出現し!?

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