日常系ほのぼの小人ファンタジー「ハクメイとミコチ」

小人というのはファンタジーにつきものな要素である。小人達の日常を題材にしたジブリの作品「仮暮らしのアリエッティ」はまだ記憶に新しいし、最近のワンピースでも作中に小人が出演している。

大昔の作品であるグリム童話に出てくる小人は、主人が夜寝ている時に勝手に靴を作ってくれるというとても良い奴らだ。小人は作品によっては妖精のように扱われ、物語の中で主人公を助けるという描写がよく見受けられる。今回紹介する漫画はそんな小人達が主人公の物語だ。

本の題名は「ハクメイとミコチ」(著:樫木 祐人)である。

ほのぼのする二人の小人の日常

ハクメイとミコチ001

本作の主人公は二人の女性小人である。題名にもなっているハクメイとミコチだ。ハクメイはやんちゃで破天荒な性格なのに対して、ミコチは少しおっとりしていて優しい性格。

「小人の日常」と書いたが、どれくらい小さいかというと上記の画像を見て欲しい。「虫と会話できる」という突っ込みどころは横に置いておくとして、大体これくらいの大きさなのだ。人の体と比べると、親指の第一関節くらいの大きさなのではないかと思われる。

作中では虫や鳥に乗って移動してる場面が描写されているところから、彼女らを捕食対象とみなす生物はこのこの物語ではいないのかもしれない。

本作ではそんな二人の日常が淡々とショートストーリー形式で綴られる。わくわくするような冒険譚ではないが、それぞれの物語が心の中がほっこりするようなものに仕上がっている。

この二人、本当は凄いんです。

ハクメイとミコチ002

ハクメイは手先が器用でサバイバル術に長けており、ミコチは料理上手で歌が上手い。作中で野宿することになった際に、ハクメイが周りの植物などを駆使して屋根つきのテントや釜戸を作ったかと思いきや、ミコチが山に生えている山菜を使って豪勢な料理をこしらえる場面はとても興味深い。

ハクメイは仕事で修理屋を営んでいるが、いまいち業績は振るわないようだ。ただ、腕は認められている。ミコチは料理の腕もあってか、町に買い出しに行くと飲食店の主人たちからひっきりなしに味見を頼まれる。そして二人に共通して言えるのは懐の深さと慈愛に満ちた心なのだ。それが彼らの周りに人引き付ける魅力なのではないかと私は考える。

なによりこの二人の物語は人の心を穏やかにしてくれる。読んだ後の余韻というか、「よし、明日も頑張るか」という前向きな気持ちにさせてくれるんだ。なので、私個人としては日々の仕事に疲れている人などに頭を空っぽにして読んでみて欲しいと思う。

ハクメイとミコチ003ハクメイとミコチ 1巻
樫木 祐人(著)
価格:429円 36%OFF ★★★★★ 42件のレビュー
ハクメイとミコチ。緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。愉快で穏やかな、森の日常劇!

amazonlink01

>>Kindle無料試し読み機能の使い方はこちらで紹介しております<<

注意:Kindle本の価格は随時変更されています。実際に購入される際の金額は、当サイトに記載されている金額と異なる可能性があります。なお、本サイトでは購入された書籍や内容についての責任は持てません。ご購入の前にAmazon上の価格・内容を確認して頂きますようお願いいたします。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>